シェフの戯言 黒いページ

リストランテ・ロアジのまわりで起きた様々な出来事を少し辛口につづってみました。

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 石のスープ 1 

ポルトガルのリスボンに着いたときは、夕暮れ時。
テージョ河に架かる巨大な、ヨーロッパ最大のつり橋を
(4月25日橋と言います。初めはサラザール橋と呼ばれていましたが
無血革命を記念して名前を変えたそうです)
渡る頃は、壮大な夕陽が大西洋に沈み。
夕焼けが辺りを包み回りの全てがオレンジ色
いっしょに、旅行したガールフレンドに
「私にこれが見せたかったのでしょう」?と思わず株を上げてしまいました。
私の生涯の夕焼けベストファイブに、入る素晴らしさ。


陽もどっぷり暮れた頃、予約していたホテル・ディプロマティコに到着。
私の車が、その時は外交官プレートだったので
「デプロマティコ」?(外交官ですか)と聞かれたので
「シイ」(はい)と答えたら勝手にお部屋のランクを上げてくれて
ポルトガルってなんて良い国なんだろうと思いました。
(それが後でとんでもない事になるとは思いませんでした)


服を着替えて早速辺りを散策と言うか、何か美味い物を食べようと
うろつく。
その時ポルトガルに行ったのは、親友のルイースの
結婚式に出席するためで、夏のバカンスを利用しての
1ヶ月のドライブ旅行。
すでに、パリ、ニース、モナコ、ジェノバ、マルセイユ、
バルセローナ、サラゴサ、リスボンととてつもない距離を
くるまを転がしていました。
この日も朝の6時にリスボンを出発して12時間、約700kmの長旅でした。
「あの夕陽はきれいだったよね」先ほどの興奮が冷め遣らない
二人は気もそぞろ・・・・。


ルイース情報では、この時期は石蟹(イチョウ蟹)が美味しいからぜひ食べろと、
言う事でしたので、ムキになって暫しうろつく
ポルトガルは、長崎や神戸や函館(まだ行った事はありませんが)と
同じで坂の多い街です。
それに、路面電車網が発達しているのは良いのですが
人が一人歩く歩道の幅がぎりぎりで後は、路面電車がやっと通れる
ような狭い道も沢山ありますので、わざわざポルトガルまで行って
路面電車に轢かれて死んだりしないように、注意して下さい。


リスボンの何処なのか、今では憶えていませんが
賑やかな飲食店の立ち並ぶ、通りがあったので
一番きれいで流行っている店に入る。
こちらが、ポルトガル語を話そうが話すまいが、お構い無しに、ペラペラと
この方口にオリーブオイルでも塗っているのではないかと
思えるぐらいよくしゃべる。
とにかく、わけが解らんので両手で蟹のはさみの形を作り
チョキチョキとして見せたら、解ったとうなずくので待つ事暫し・・・・。
まず、髭でもそりますかと聞かれそうな巨大なナプキンを
首に巻かれていると、
子供のお風呂用の洗面器ぐらいのごっつい蟹が現れる!
めいめいに人でも殺せそうな木槌とまな板が渡される。
要するに蟹をばらして、まな板の上に乗せて
木槌で叩き割って食べろと言う事らしい。
そういえば、店のあちらこちらで盛大にパーカッションが聞こえています。
ガンガンパキ!、ガンガンパキ!口も聞かずに蟹の解体と咀嚼に耽る。
この蟹、二人で1杯を食べるのですが別にサラダを食べて
ポルトガル名物”ヴィニョ・ヴェルダ”(緑ワインと言う、緑かかった白ワイン)
でもいただくと、お腹はいっぱいです。

最後に甲羅の味噌を白ワインで溶いてすすめてくれましたが
スープのような、塩味のワインのような、不思議に美味しい味でした。


このお話しもシリーズ物に・・・・。
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  1. 2008/06/23(月) 16:53:15|
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