シェフの戯言 黒いページ

リストランテ・ロアジのまわりで起きた様々な出来事を少し辛口につづってみました。

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商売抜きで

「何か特別のお食事ですか」?
「特別ではないのですが、ボーナスも出たし家内の誕生日なので」。
電話を切った後で何かしら記憶の片隅に引っかかる物が・・・・。

人はパンのみに生きるにあらず。
予約の当日お二人は6時に来店、顔を見たとたん記憶が氷解する。
「芦田さんでしたか」。(もちろん本名ではないが)
ご主人は大手の水産会社にお勤めの方で、神奈川県の小田原から転勤で福岡に、昔修行時代箱根住んでいた関係で、水産資源と地元の話しで大いに盛り上がったのは確か一年半前。
久々の来店です、お客様の顔と名前はなるだけ覚えるよう努力はしている物の、昔冬のブリュッセルで時速80kmで衝突、奇跡的に軽い怪我で済んだもののその時から人の顔と名前に関する記憶が甚だ怪しい私、どうもすみません。
ワインを私がセレクトしたが、別に美味しいけれど今日は特に美味しいワインを飲みたいとの事でそのワインはお持ち帰りにして、2本目のワインを開けた、前回はセルヴァ マッジオを開けた記憶があるがそのワイン今はどこのエージェントもあつかっていない つまり在庫がどこにも無いのである。プライヴェートの私のワイン、スピネッツタのバルバレスコ2002年を開けてあげる事にしたが かなり良い値段がする。
お二人の経済的バックボーンがまるで解らない私は市価の約3万円つけて良いのやら解らなかった(いくらでも構いませんこの言葉の裏側には悲喜こもごもで、ほんとに10万円のワインでも「おいしかったよありがとう」。と大喜びで帰る方もいれば 中洲のご出勤前のきれいなお姉さんを連れて食事にいらして自分のリッチぶりを自慢しようと一番高いワインをと身の程も知らずに頼まれる方、「一番高いワインは30万円になりますがよろしいですか」。渡されたメモを見て青ざめる顔が面白い。高級ワインのリストは別にもう一部ありちなみに一番高いワインは30万円の価格がついているが別に暴利を貪っているわけでなく極めて良心的な価格であるが)。
良く解らない私が悪いのと、商売抜きでいいやと思わせる物をお二人がお持ちだったので、良いお値段はしますがとてもよいものです、それに今日は原価で構いませんから楽しんでください。
「美味しい」と、とても喜ぶ奥様の顔を見てこちらまで幸せな気分にしてもらえましたよ。
お支払いのさいにご主人の予算ぎりぎりだったらしく安堵の顔がかわいらしい。仕事が終わって帰りの道すがらなぜかとても幸せな気分になれたのはなぜ?
私はいつも毒を吐き散らかしている訳ではありませんので、あしからず。
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  1. 2007/07/21(土) 23:16:50|
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