シェフの戯言 黒いページ

リストランテ・ロアジのまわりで起きた様々な出来事を少し辛口につづってみました。

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バンブーダンス

朝。
『宅急便でーす』。と言って小包が届く
小包とはいっても10kg近くあるので大包みではあるが・・・・。

母に野菜を(店で使う野菜の一部を作ってもらっているので)
頼んだ憶えも無いし。


差出人の欄には 熊本、渡辺の文字が。
渡辺君は私のパティシエーの最後の弟子でした。
若いのに腕も良く、私の元を辞してからは
大手のお菓子屋さんの商品開発など、彼には向かない
仕事を我慢して続けていたのですが。
2年前ついに痺れを切らして、独立を果たしました。
二度ほど、遊びに行ってお菓子をあれこれ
食べましたが中々の出来で、弟子が一人前に独り立ちして
近所でも評判のお店になっているととても嬉しいです。


さて箱の中身であるが、今年も着ました。
採れたての竹の子が土付きでぎっしりと
ダンボールの中に入っていました。

実は私は両親の実家の宮崎に竹山があり、
欲しければいくらでも、送ってもらえるのですが
彼が毎年送ってくれるので
実家からはしばらく、送ってもらうのを遠慮してもらっています。


糠か米のとぎ汁が必要だけど、あくを抜けばよいので
大量の水で下茹でをしました。
コーンに似た甘い香りの竹の子、穂先の柔らかい部分を
夕ご飯のゲーン・ペット・ガイ(タイ風鶏肉のレッドカレー)に
入れて食べたらとても美味しく頂けました。

私としては、一番出しで若布と炊き合わせた物に
木の芽をてんこ盛りにして食べるのが一番好きですが。


バンブー・ダンス
ある年「ベルギーにおける、フィリッピン月間」。というイヴェントが
首都のブリュッセルで行なわれた。


その時我が家の掃除を週代わりでやってくれていた
2人のフィリピン人のメイドさんも、フェスティバルに
出演するから ぜひ見に来て下さいとせがまれて
彼女達の踊る「バンブー・ダンス」の練習場まで見に行った。

なんせ、南国の陽気な人達ばかりですから
艶やかな民族衣装に身を包み 踊る姿はセクシーで
なかなか、目の保養には素晴らしい眺め!
(純粋にきれいなだけでしたが)


そのうち、教えますから一緒に踊りましょうと言われて・・・・。


若いって素晴らしい、今なら恥ずかしくてお断りするのに
当時はいっしょになって踊った。
タガログ語は解らないから英語かフランス語にしてと、
何度お願いしても興奮した彼女達は 
タガログ語で容赦なく話しかけてくる。


時々「バッキャロー」。(馬鹿野郎の事、日本兵が進駐して
誰かれなく罵ったので、今では立派なフィリピン言葉)が
言葉のアクセサリーとして、会話の中にちりばめられて
複雑な気持ちです。

結局私は「バンブー・ダンス」は上手くなりませんでした
なぜなら、あの踊りはテンポが上がると必ず
バンブー(竹)に足を絡め取られるからです。

さて、式の当日マニラから呼び寄せたプロのダンサーの
足捌きの美しい事。
竹の子を食って、南の島の踊りが懐かしくなる私って何?


その時のメイドさん「リンダさんとメール」は運良く
カナダに移民の許可が下りて。
晴れて熱帯の貧困の生活から抜け出す事ができたが。


時々、カナダで彼女達が幸せに暮らしている事を
祈らずにはいられない。
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  1. 2008/04/15(火) 13:55:18|
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