シェフの戯言 黒いページ

リストランテ・ロアジのまわりで起きた様々な出来事を少し辛口につづってみました。

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受難の月

11月も終わりになると、ヨーロッパの町や村では
目抜き通りはクリスマスのイルミネーション一色になります。
日本みたいにカラフルではなく、銀色がベースでしたが今はどうでしょう?

そして、11月の終わりには各家々の郵便受けには、おもちゃのカタログが投げ込まれる。
すると、ガキ共は勝手気ままに今年の希望商品に丸をつける。
まず、第一波サン・ニコラの日12月6日である。
12月5日の深夜サン・ニコラは、良い子の部屋を訪れて
プレゼントをそっと靴下やスリッパの上に置いておいてくれます。
このじいさん、白髪に白い髭とどっかで見た事のあるじじいの
出で立ちなんですが

何か少し違うぞ・・・・・。

まず、幼稚園などに出没する、サン・ニコラの出張サービスであるが
乗り物がトナカイの橇などという、しゃれた物ではなく
何んとドンキー(ろば)に跨って登場するので少し間抜けな感じがします。
それから、おなじみのじいさんと違うところは
真っ赤な着衣の色は同じですが、ジャケットとパンツのスマートなじいさんと違って、
衣服の形はどう見ても修道士のフード付きの長いマント
首からはどでかい、十字架を下げ 頭にはありがたい
司教冠をお召しになっておられます。
さらに、馴染みのじいさんと違う所は
全身黒ずくめのフェタールと言うお供を2人もともなっています。
(顔まで真っ黒です)
フェタールは出で立ちが恐い上に、棒まで持って悪餓鬼を
懲らしめるべく武装しています。
まるで、西洋版秋田のなまはげです。
大抵の悪餓鬼は泣き叫び、サン・ニコラに日ごろの悪行を悔い改め
良い子になる事を誓います、そしてご褒美としてサン・ニコラからのプレゼントを頂きます。


そうです、サン・ニコラは(セイント・ニコラウス)サンタクロースの
モデルになった聖人です。
プレゼントをもらう時は、どの子もサン・ニコラの膝に抱かれて
祝福の言葉をいただけます。
カメラをお持ちの父兄の方シャッターチャンスですよ。
ベルギーの場合、幼稚園などに出没するサン・ニコラは
スペキュローズというやたら硬いシナモンクッキーしかくれませんが
夜中に忍び込んでくる、泥棒サン・ニコラはアーラ不思議
「アタイが丸をつけたおもちゃが」。ちゃんと足元のスリッパの上に
置いてあります。
これが1回目の受難です。

さて、月日は流れて12月24日ノエル(クリスマス)のイブの
夜は大抵親戚一同が集まって、ドンチャン騒ぎとなりますが
集まった大人達が全員おもちゃを、それこそ山のようにくれます。
夜中におとうさんがコソコソと、枕元にお願いしていた
プレゼントを1個置いていってくれるのとは、分けが違います。
ベルギーの子供達は、クリスマスプレゼントは
サンタではなく、大人がくれると思っています。
さらに、1週間後のレヴェイヨン(大晦日)のドンチャン騒ぎで
お金も元気も使い果たして、受難の12月が終わります。
大抵が徹夜で馬鹿騒ぎをして、正月の元旦は寝正月となります。

お休みは元旦1日だけです。
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  1. 2008/12/20(土) 01:14:32|
  2. 昔々
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