シェフの戯言 黒いページ

リストランテ・ロアジのまわりで起きた様々な出来事を少し辛口につづってみました。

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鯨はうまいぞ!

5月の末からアメリカ、アンカレッジで開催された国際捕鯨委員会IWCが6月の初め閉会された。

今回も日本側から提案された、日本近海におけるミンク鯨の捕鯨枠の要求は合意には至らなく またしても欧米動物愛護ファシストたちのメチャクチャがまかり通った。
近年日本近海で鯨と思しき海洋生物と、日本 韓国の船舶の接触事故が絶えない。DNA検査の結果、原因は増えすぎたミンク鯨であると断定されているが現状では駆除も何もできず 手をこまねいているだけである。
大きな事故が発生して死亡事故になったらどうするのか心配しているのは私だけではないはず。(もちろん人間だけが無事で鯨はどうなろうともわれ関せずと言うつもりはまったくないが)自分の家族がそんな思いもよらぬ事故で死んでもなおかつ鯨は保護しましょうと果たしていえるかどうかはなはだ疑問に思います。
IWCの発足は元々シロナガス鯨やナガス鯨などの極端に数の減った鯨を保護して頭数を増やし鯨を有効利用しましょうというのが趣旨のひとつだったはず。
しかし南氷洋で増えたのはミンク鯨で、本来のシロナガス鯨の生態域まで圧迫して数はほとんど増えていないのが現実である。
世界の人口がこのまま増えていけば、今世紀末には100億から120億人に増える事が予想される。食料資源としての鯨の事もちゃんと考えるべきなのに 鯨保護は正義で、まじめに人類の食料危機を考えてひとつの選択肢として鯨の利用を口にすればあんな可愛い動物をと非難されるが如何なものか?
ミンク鯨は体調8m体重は約8トンある。この鯨がうじゃうじゃ増えて日本近海の魚を食い散らかしている。
鯨保護団体は鯨に関しての資料の捏造はお手のもので水産庁の統計と著しく数値が違っていたり、日本人は別に鯨を食べたがってなんかいないと言ってみたり(今の若者は捕鯨が禁止されてから生まれているので根本的に鯨を食べた事がないのであって、そりゃー食べた事も無い物は別に食べたいとも思わないでしょう)
反対国の論調はヒステリックな「知能が高く、平和な動物で可愛いから保護すべき」と科学的には何の説得力もない感情的な意見ばかりで、捕鯨推進派の水産庁から提出された綿密な科学的調査に基ずくデータとは異なる。だいたい反捕鯨国のほとんどは18世紀末から19世紀に鯨油目的で鯨を取り散らかした国がほとんどで(ペリーが浦賀に来航して開国を迫ったのも捕鯨船団の水、食料、薪炭の供給基地としての目的があったのをお忘れですか?)石油科学が進み代替油が開発されるとサッサと手を引いたのが現実で代替油がなければ今も捕り続けていたはず。
反対国のオーストラリアでは自国の増えすぎたカンガルーはバンバン射殺して間引いて適正な数の調整をしているのになぜ鯨はダメなの?
反対国アメリカは自国のイヌイットには伝統的な漁法で伝統的な食料だからと8000頭しかいない北極鯨の捕鯨を無理やり認めさせるというどうにも矛盾したことを平気でやっているが、捕鯨は日本人の伝統的な漁法で伝統的な食料ではないのですか?
それに日本人は鯨を食料と資源としてほぼ100%有効利用してきたので、鯨油だけとって後の部位は海洋投棄して世界の海を荒らしまわった国とはかなり違うと言うか、いっしょにされたくない。
子供の頃メルビルの「白鯨」を読んだが鯨油をとって樽につめるシーンで胸が悪くなった。これまた子供のときのお気に入りジュール・ベルヌの「海底2万海里」で(ネモ艦長の生き方にすごく人間性を感じたのですが)マッコウ鯨に襲われるナガス鯨(そんな事実際にはありませんが)をみた艦長何を思ったのかノーチラス号の尖角でマッコウ鯨をズタズタにしてしまう 欧米人の感情はこのシーンに集約されている。
私は仏教徒ではないが、仏教的な物の考え方は好きである。生き物は全て同じである。植物は太陽光線で光合成をする。その植物に半ば寄生して動物は生きている(二酸化炭素の供給をしているので完全な寄生ではないが)生まれた時から他の物の犠牲の上に我々の命が成り立っている(いみじくも日本人は命をもらう意味を込めて食事の前には「いただきます」と手を合わせるではないか)

「鯨はうまいぞ」なんて書いているので鯨料理の話しかと思った方。
鯨カツ、鯨の生姜煮、酢味噌で食べるおばいけ(鯨の脂身)関西なら関東炊き(おでん)のコロ(これも鯨の脂身)、鯨ベーコン、畝須、ひゃくひろ、中でも記憶に残るのはシロナガス鯨の尾の身、私が生きているうちにはもう二度と食べられないけど。
とにかく海上の安全な航行と孫やひ孫の事を考えるなら、鯨アレルギーにならずにかんがえるべきだと思います。「鯨は保護するべき」!あなたの意見も尊重しますから、鯨の有効利用に賛成する我々の意見も尊重してください。
とにかく 鯨は美味しいのだから。
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  1. 2007/07/22(日) 12:44:55|
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