別にゲストの悪口を書くつもりは毛頭無い・・・・。
私のお店のある福岡市薬院は、一応高級住宅街と言うことになっています。
特に浄水通りと呼ばれる場所は、中々センスの良いブティックやレストランなどがあり
山荘道りと並んで福岡で成功したと呼ばれる方たちが家を持ちたくなる場所である。
我々が資本主義経済にドップリと浸かって 生きている以上
その、能力とほんの些細な幸運にめぐまれて人を使う人と、
ほんの些細な不運から人から使われる人の2種類の人間が
生まれてしまうのは明白であるが。
ここ数年のメディアの懸命な活動のお陰で
まるで雨後の竹の子の如く、巷に溢れかえる自称”セレブリティ”???
この、珍獣達はいったい何者なんでしょう。
今から書く事は私の周りの、若くして努力してかつ
運も自分の手でもぎ取った友人諸氏の事ではありませんので
決して「トマの奴俺達を妬んでいたんだな」と爆弾のプレゼントなど
着払いでお送りいただきませんように。
現金書留及び銀行振り込みのお知らせは、いつでも歓迎ですが。
”セレブリティ”なる言葉を最初に耳にしたのは
フランスはパリにある、ニッコー・ド・パリ
フレンチレストラン”セレブリティ”が初めてでした。
当時はジョエル・ロビッションがシェフをしていて
華麗まれなる才能で、ホテルとしては最高得点の二つ星の評価をされていた。
セレブリティの意味は元来、名声、高名、名士の意味のはず 3
実際、セレブリティの方のお屋敷の、厨房の末席を汚していたものとして
私の思うセレブとは?
まず、最低バトラーとコックがいて、車はもちろん運転手付き
他にメイドが最低3名他に庭師と門番が居るような
邸宅に住み、従業員が老齢で退職したら彼女達彼らの年金もしくは
多額の慰労金を払い、自宅でおきたさまざまなスキャンダラスな
秘密はお墓の中まで持っていってもらえるだけの資産のある方。
他に社会的に有意義な活動をしている方。
貧富で人を差別しない方。
(セレブの子弟の躾の厳しい事は有名です)
立ち居振る舞いが、セレブな方つまり
ノーブレスオブリージュ を理解し実践している事でしょうか?
他にも色々ありますが、最低のラインはこんな所でしょう?
近日にパーティをなさりたいと言って、ご近所のマンションの
おば様が他1名とランチにいらした。
お昼に20名ぐらいで、貸切パーティとの事でした。
はっきり言って、このおば様は大の苦手である
「みなさま、セレブですから」。このおばちゃん何かにつけて
「セレブ!セレブ!」。とうるさい。
自称高級マンションに住み、身に着けて入る物も
かなりなお値段はするとは、思いますがその立ち居振る舞いで
なんだか、とっても貧相に見えてしまうのですが・・・。
で、当日の食後のパーティの打ち合わせ
まず日程が未定?
予算は凄いお話しをなさるので
あまり、お安いのは失礼かと思いとりあえず
5000円ぐらいでいかがでしょうか?と訊ねると
そんな、高い物お昼には食べれないとおっしゃる。
3000円ぐらいで何とかして欲しいとの事
でも、前菜にカルパッチョは食べたいとの希望
夏場は食中毒の恐れがありますので、お出ししていませんがと
言っているのに、食べたいの一点張り
3000円で前菜がカルパッチョで、パスタを召し上がって
メインにお肉かお魚、朝焼きパンとサラダ
デザートはカラフル、6種類盛り合わせ
それに、飲み物持込といわれた日には
「出口はそちらですが」。と言いたくなる。
(つまり、帰れ!ってことです)
当店のランチ最低金額の1800円のランチを、自称お金持ちが
召し上がろうが、天神からの追っかけOLのお客様が召し上がろうか
頂くお金は1890円でしかない。
お客様は平等である、自分が金持ち自慢をしたからと言って
レストランから ”スワイニエー”(特別客)として
扱ってもらえると思う方が、馬鹿である。
あなたが人品骨柄怪しからぬ人なら、あなたが何も言わなくても
周りの人はあなたの、扱いに気を使うはずですから
大した事もない、成金自慢をするのはこの際、止めていただきたい。
何かに同じような事を書いたら、客に対して失礼だと凄い避難を浴びたが
そもそも、ゲストとは何ぞやと考えると
もてなす方と、もてなされる方に分かれてはいるが
ゲストが別に偉いわけでもなし
「おととい来やがれ」。(1月18日)で書いた通り
もてなしてくれた人に、もちろんお礼は言うべきであるし
もてなす側の、社会的地位が下な訳でももちろんない。
最近巷を賑わしている”モンスター”
これからは、何処に出没するのでしょうか。
PS.パーティの日取りの連絡はまだ無い。
- 2008/07/04(金) 17:38:32|
- ゲスト
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
6時半に始まった、披露宴。
宴もたけなわ、料理が止め処もなく出てくる、出てくる。
ワインもこの日は、お酢ワインでは無くまともなワインが好きなだけ
パウロ師と色々とお話をする。
フランシスコ・ザビエルはポルトガル人ではなく
バスク人だと言うことを初めて知りました。
日本の守護聖人が、フランシスコ・ザビエルなのをみなさんご存知でしたか?
パウロ師驚くほど、日本の事にお詳しかった。
奇跡の復興!十字を切る、奇跡の経済成長!十字を切り手を合わす。
最先端のエレクトロニクス、天を仰ぐ。
資源を持たない国が、これほどの経済大国になれるとは
我がポルトガルもとお嘆きになるが、
毎日あくせく時間に追われて、働く日本人より
心にゆとりを持って生活している、ポルトガル人の方が幸せだと思いますと伝えると
”汝パンのみに生きるにあらず”を思い出されたのか。
そう言っていただいて、心が休まりますと。
異教のというか、まったくの無神論者の私を大らかに受け入れてくれて
ありがたかった。
(大抵宗教の方とこんな席でお話しをすると、とても酷い
宗教論争になってしまいますが、)
基本、人嫌いな私が外に外に開いていく
年に1度あるか無いかの、人癲癇である。
辺りに居る人を捕まえて、色々お話しをしました。
相変わらず、じろじろ見られるし。
写真に一緒に写ろうと、会場の方全てと記念撮影をしました。
そうこう、しているうちにデザートに
みなさんは料理の描写を期待しているかと思いますが
はっきり言ってよく憶えていないぐらい食べました
あたかも、ピーテル・ブリューゲル描く「農民の婚宴」のような情景でした。
お腹は相変わらずでしたけど・・・・。
で、アトラクションの時間。
始まったのは何んと、王様ゲーム(本当の話しです)
この日のクイーンのディアナが、手当たり次第に
指名して無理難題を、吹っかけます。
「トマはベアトリスとキスする事」。
「トマは、日本の歌を歌う事」。
(なぜか、よしいくぞうさんの”追いかけて雪国”という古い歌をうたいました。
歌い終わって、あの歌はどんな歌なんだと聞かれたので
日本のファド(ポルトガルの演歌)だといったら、ふーんととても感心されました。
「トマは知っているだけのポルトガル語を話せ」とか言いたい放題です。
合コンもお見合いの無い国で
(今の日本にも この良き風習がなくなりつつありますが)
数少ない異性と巡り会う機会は結婚式の披露宴が肩代わりしてくれます。
何でも自由にしてしまう、ヨーロッパの北の富める国に
比べて、彼らは貧しく清いクリスチャンでした。
この夜も何組かの、カップルができていました。
披露宴の席が乱れるのは、洋の東西を問わないみたいです。
6時半に始まった宴会が0時を過ぎても、終わる気配すらなく
いよいよ盛大になっていきます。
明日は、朝5時にヴィアレアルを出発して
1日でイベリア半島を横断して、ボルドーまで行かなければならない
私としては、かなり心配な今夜の雲行き。
親友と呼べる数少ない友達の、ハレの日最後まで付き合いたいけど・・・・。
結局1時半に宴は果てて、それからみんなとクラブに踊りに行って4時に寝て、6時にはボルドーに向けて出発しました。
お腹ですが、ボルドーに着いてボルドーワインを飲んだら一発で治りました。
ヴィニョ・ヴェルデと炭焼きポルトガルの水が私には合わなかったようでした。
- 2008/07/03(木) 17:38:36|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
さて、待ちに待ってもいなかったが、
仲の良い男友達の結婚式並びに披露宴の当日である。
気ままな独身生活は昨日でフィニ(おしまい)である。
一人の女性のために、他の全てをあきらめられるのかね?
毎日同じ女性のもとに帰れるのかね?
試しに、ダンテ・アリギェーリ伯の高名な「神曲」の
インフェルノ(地獄編)に、地獄の入り口の門には
”この門をくぐる者は、一切の希望を捨てよ”と書いてあるぞ!
と言ってみたが、幸せなルイース君はただニタニタと笑うばかりである。
新郎、新婦の友人がバカンスを利用してドイツ、フランス、ベルギー
イギリス、オランダ、方面から里帰り、
貧しい南の暑い国は、富める北の涼しい国へ、みんな出稼ぎである。
遠い所でアメリカは、ニューヨークなんて方も居ました。
言語がゴチャゴチャになってややこしい事この上ないので、ポルトガル語か(わかrませんが) フランス語か、英語に統一してもらう。
11時に教会まで乗せていってくれとの事なので、お迎えに。
車の中で突然「テモアン(結婚公証人?)はお前だからな」と言われても
何でも結婚式には新郎側で1名、新婦側で1名で式に参加して
司祭の横に立っていて式が有効であると証明する人が必要なのだそうであるが・・・。
「僕はポルトガル語解んないし・・・・」。
「心配しなくてもあれはラテン語だから俺も解らん
何でもいいから、何か聞かれたらシィ!シィ!(はい、はい)と答えろ」。との事
小さい子供のおしっこじゃなんだからそんなシィシィばかり言えるか。
教会に着きました、きっとそこはニューシネマパラダイスで
トト君が居眠りしていたような古めかしい教会を想像していたら。
何んと近代的でモダンな建物
もしかして、丹下建三さんのデザインかなと思って
回りの人間に聞いてみたけど誰も丹下さんを知らなかった
せめて、アルド・ロッシかアルフレッド・アリーバスぐらいにしておけば良かった。
結婚式のミサは厳かにダラダラと、真夏のヴィラレアルで続いています。
聖体(パンとぶどう酒)が新郎新婦に(これがキリストの体と血だそうです 後で僕にも食わせろと少し貰いましたがウエハースみたいな感じでした。)
与えられて、多分健やかなる時も、病める時も汝はこの女を
妻として愛し続けますか?などとお尋ねになっているのでしょう。
私にも何かお尋ねになったので「シィ」!と
(多分この結婚が有効なのか異議は無いかととお尋ねなんでしょう)だけ答えておきました。
式が終わって外に出て、湯豆腐でもできそうなぐらい
暑い中でまるでゴッドファザーの結婚式の様な
写真撮影があって、一同解散。
夕方6時に街のレストランを借り切ってのエクストラヴァガンツアー
(ドンチャン騒ぎが)始まるらしい。
お腹は痛みこそ減りましたが、相も変わらず「リスボン特急」。
夜のために昼はゆっくりしたかったのに、
明日で帰るから 遊ばないとつまらないと、わがまま娘が言うので
泊まっていたホテルのプールで午後いっぱい半漁人みたいに泳いでもうくたくたです。
何とか、1時間だけシェスタができました。
暑い中正装して披露宴会場に向かいました。
少し早く着いたので、あたりをうろうろ時間つぶして午後6時
いよいよ、会場に入ります。
私の席は何処?かなと探す間も、皆さんからジロジロ見られて恥ずかしい。
(よほど東洋人が珍しいらしい)
席はありました、何んと上座それも神父様と同じ席
ディアナパパ&ママと一緒(ルイスのご両親は体調不良のため
式のみの参加でした)
私は異国の結婚式で、末席の方でよかったのですが
気を使ってもらってありがたかった。
スペイン産のカヴァ(発泡酒)で乾杯
テーブルの上にはすでに所狭しと、料理がクロスの上に直接置いてあります。
「解ったこれを、食べればいいんだ」。と彼女と二人、ポソポソ食べていると
ノンノン!食べても良いけど後の料理が入らなくなるから
食べるなと言われた。
これは、テーブルの飾りですとも、言われた。
料理はその後、とんでもない量がこれでもか、これでもかと出てきました。
同席の神父様のお名前はパウロ神父。
席に着くとこの方突然、「今晩は」と日本語で挨拶をされる。
プルケー?(何故)
彼の弟も神父で日本に派遣されているので
先ほど電話して日本語を教わったとの事、
フランス語も堪能でいらしたので、フランス語でお相手をしていただく。
明日で、何とか最終回。
請うご期待?
- 2008/07/02(水) 03:36:43|
- 旅
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
昨夜、ガールフレンドの家で珍しくTVなんぞの観賞に耽っていると
突然、「世界ふれあい街歩き」が始まる。
今夜の街はポルトガルは、リスボン。
これは、きっと書きかけのポルトガル紀行を書き上げて、
すっきりしなさいとの天の声かと思いました。
で・・・一度投げ出した事に再チャレンジです。
ヴィラレアルの最初の悪夢の一夜が明けても
相変わらず我々の下痢腹痛と車のラジエーターは治らず
まずは、ガレージに行って修理を依頼するが・・・・。
「アマニヤン」。
フランス、イタリア、スペイン、ポルトガルこれらのラテンの国々で
一番使用頻度の高い言葉は、多分「明日」!
それは、フランスではドマンであり、イタリアではドマーニであり
スペインではマニヤーナであり、ここポルトガルでは「アマニヤン」
明日だ!全てが明日だ!
車のラジエーターはいつ届くのですか?
「アマニヤン」!(明日だ)
次の日ガレージを訪れても、私の車は1mmたりとも動いた様子も無く
もちろん、修理が終わっているわけなどなく。
「お約束は今日でしたね」と念を押しても
「アマニヤン」!(明日だ)で全ての話しが終わる。
移動ができなくて、ストレスが溜まる一方なので
とりあえず、車は取り戻し30分ごとに給水して乗る事にした。
ガレージのおっちゃんに別れ際に「いつ。修理ができますか」と
たずねると、ニコニコしながら自信満々にこう言った「アマニヤン」!
ルイースもついに年貢の納め時で、夕方から彼女の
ご両親にあいさつに行くから、送って欲しいとの事なので
行きましたよ、舌を噛みそうな田舎道をゴトゴトと・・・。
途中家路を急ぐ牝牛の群れに遭遇。
昔見た何かのコマーシャルに同じような風景がありましたが
現実はあんなに牧歌的な事などこれっぽっちも無く
家路を急ぐ牝牛さん達は、なぜかものすごく凶暴で
彼女達と交差する間車は止まっているのですが
向こうからガンガンとぶつかってきます。
おかげで、サイドミラーはおとといの方を向いてしまいました。
ディアナの家に到着、門を開けてもらうと
いきなり2匹の黒い影、何んと2匹のジャーマン・シェパードが
牙を剥いて我々を歓迎してくれています。
ディアナのパパに「こいつら、腹は減っていませんよね」?と
訊ねたら、ゲラゲラ笑って
「餌はさっきあげたから、今夜は食われないよ」と答えてくれた。
ルイースの義理の両親への挨拶が済むとさっそく、酒盛り
ディアナパパは、農業と牧畜で生計を立てていますが ワインももちろん自家製です。
ディアナの家は1階が、家畜小屋。牛と、豚がいました。
2階、3階が住居です。
家畜小屋の横にカーブと言うか ワインの貯蔵庫がありました。
案内してもらうと、そこにはありとあらゆる酒瓶に詰められた
「田舎正宗」があります。
ためしに、1984年物のシャトー・ヴィアレアルのエチケには
チンザノと書いてあります。
同じ年のやはりこれも。シャトー・ヴィアレアルは
何んとビーフイータのジンの瓶に瓶詰めされています。
フランスやイタリアの洗練されたカーヴを見ていると
福岡ドームでホークス対ライオンズ戦を見ていたら
9回の終わりに突然、隣にエイリアンが座っているような気分になります。
ディアナ、パパはワインのボトルを7本ぐらい
何処かのスーパーからちょろまかして来た、買い物籠に入れて
ニコニコしながら、サロンにやってきて
次々と抜栓して、一口飲んではなんだか酷い悪態を
吐いてしかめっ面をしています。
6本目のワインでやっと、小首をかしげて
その後ニコニコして「飲め」とボトルを差し出す。
生まれて初めての、農家の手作りワイン。
期待に胸を膨らませて一口すすると
たちまち、地獄への特急便。
わたしも、下品ですがフランス語で「メルド」!と悪態を吐いてしまいました。
彼は、悪びれる様子も無く「やっぱり駄目か」と訊ねます?
私は出された物は殆どなんでも、飲んだり食べたりできますが
こればかりは、「お助け」!でした。
どのくらい凄いかと言うとですね、美味しいワインだと思って
ワインとワイン酢を1対1でブレンドした怪しげな飲み物を飲んだと想像して下さい
そう言う事です。あれはお酢でした。
仕方がないので、お土産に買ったヴィニョ・ヴェルダを進呈する。
これでも、つまみなさいと彼が、昨年の秋のよく晴れた日かどうかは
知らないけど ある日ピストルで密殺して作った生ハム。
1年熟成なのに、よほど乾燥しているのか鰹節みたいに旨味が出ていて
記憶に残る味でした。
そのうち、ご近所の方々がこぞってルイースではなく、私を見に来る。
名づけて”我らがヴィアレアル村の初めての日本人”でした
見知らぬおば様や姉ちゃんにキスされたりと
手厚いおもてなしを受けました、何事も自分が中心じゃないと
気に食わない彼女は「トマはもてもてじゃない」とまたも低気圧。
その間も我々二人は、トイレが友達でした。
素晴らしい、ヴィアレアル2日めの夜は更けて行きました。
車はいつ直るのかって?
「アマニアン」!明日だ。
- 2008/07/01(火) 13:25:17|
- 旅
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
昨日は、今回スペシャルフランスチーズの旅をして来たmika&mikaさんのお土産
幻のレシピーの復活チーズ”ル・クローン”
中世から18世紀までの最高品質のチーズ。
2000年に古い書物から偶然発見されて、2004年から試作を繰り返し
2005年に復活した幻のチーズ。を使った若鶏のグリル&温野菜。
若鶏に塩コショーして、皮をパリパリに焼いて、
熱々のソースをチーズフォンデュみたいに絡めて食べる。
思わず全員沈黙の、深い味わい。
ワインは、同じサヴォアのルーセット ドゥ サヴォア
私は決してお金持ちでは無いけど、毎日が贅沢と言うか
豊かな食生活をしているなーと実感しています。
温野菜のブロッコリー、アスパラガス、メークインも
尚更美味しく感じられて昨日も幸せな1日でした。
今日は今日でスタートは、こだわりのビーフカレー。
次のメインが かなり重たいから軽くしようと
少ししか食べないつもりでしたが、牛のホホ肉を2時間半煮込んで
出汁を取ったカレーは、思わずうなる美味しさ
カレーに合うお酒は無いので仕方なく水でしたが
メインの山羊のモンドールチーズ。
表皮は思わず顔をそむけたくなる、たんぱく質の分解臭(つまり悪臭)でしたが。
薄いオレンジ色の皮を削ると、中から象牙色の美味しそうな
モンドールが顔を出します。
表面の厚い皮も、剥ぎ取り後でグラチネするために取っておきます。
中から現れたのは、ネットリとクリーミーな美味しい部分
パリパリに焼いたバケットに乗せて食べます。
合わせたワインは、イタリアはシチリア島プラネタ社のラ・セグレタ
何気に開けた1本でしたが、このチーズがこのチーズらしくあるためには
この、1本と言うワインでした。
チーズを嚥下した後、すぐにワインを口に含むとたちまち広がる、味の2重奏。
改めて山羊の山羊らしいチーズの味がしました。
この夏めでたくソムリエ試験を受ける、Mika&Mikaさんに
ワインを歯茎で味わう裏技を、伝授する。
少し、お下品だけどよりワインの味が楽しめて 益々食事が楽しくなります。
飲んだり食べたり話したり、そろそろ味の変化をと
先ほどの皮の硬い部分を、サラマンドル(上火だけの高温のオーブン)で
ドロドロに焼き焦げ目を付けて、熱々をいただきました。
昼酒は楽しいのですが、一人で2分の1本も飲むと
世の中の事全てを、肯定してしまいたくなるほど駄目人間に
なってしまうのが嫌です。
いい加減飲んで。食べて。もうお腹ははちきれそうなのに
口から出る言葉は「今度は何食べる」?
幸福の中にいると、気が付かないもので
多分我々はとてつもなく幸せなんでしょう。
今日もご馳走様でした。
- 2008/06/30(月) 17:26:07|
- 料理
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
次のページ